実績紹介「笑顔の家」

笑顔の家

建設予定地は分譲宅地で、両隣には既に建物が迫って建っている状況でした。 ただ、南側は小さな道路と川が流れ光が良く入る魅力的なロケーションでしたので、それを生かしながら、暗くなりがちな北側の玄関・和室・水廻りにも自然光が入るように、すべての場所から眺められる小さなライトコート(坪庭)を配しました。結果はとても成功していると思います。 かわいいお嬢さんの笑顔があふれる素敵な住まいです。

所在地 /坂井市丸岡町
用途 /専用住宅
施工/(株)三田村工務店
構造/木造2階建在来工法
面積/120.6m2
2007年竣工

すっきりした外観が好みだけれど、クール過ぎるのは嫌だし、目立ちすぎるのも困るので、良い感じのバランスをとって欲しいとのご要望でした。瓦を使うのも第一条件でした。坪庭の木製柵と左官工事で仕上げた外壁がうまくマッチしています。

表札は鋳物製で漢字表記のすごくシックな物をお施主様がネットで見つけて、オーダーされました。ポイントになって、お施主様のセンスを反映しています。

既にお持ちの家具(ダイニングテーブル&チェア・カップボード・キッチンワゴン)が違和感無く溶け込むように、インテリアデザインを計画しました。当初のご希望は、ウッディな感じでしたが、シンプルにして、家具や雑貨が引き立つようお勧めしたところ、ご理解していただけたので、打ち合わせはとてもスムーズに進みました。

ニッチの飾り棚板やエアコンを隠すルーバー、造りつけのPCデスク等は造作家具で製作してあります。家具がブラックチェリーという樹種でしたので、塗装部分は色を合わせてあります。

リビングとダイニング・キッチン、畳コーナーをひとつの空間として、コンパクトにまとめました。でも、かえって、「家にいる時はいつもここにいて家族一緒です」とおっしゃる、仲の良いI様ご家族にはお似合いの、暖かい雰囲気になりました。無垢材のフローリングは床暖房対応の物でインテリアに良く雰囲気があっていますが、現在はメーカーの方で廃番になってしまっています。自然素材はいつでも同じ物がある訳では無いので、その出会いを大切にしたいと思います。 

リビングからキッチン、ダイニング、畳コーナー。

畳コーナーは4畳大です。シンプルなデザインで実際には広く感じます。小さなライトコートに面した窓から四季の移ろいが感じれます。中庭の木製柵でゆるやかに遮られているので道路からの視線も気になりません。暗くなりがちな北側にレイアウトした部屋ですが、明るく、風通し良くなりました。

壁の一部は濃色の珪藻土塗りでポイントになっています。ちょっと気分を変えて座卓で食事をしたりして小上がりのような使い方や洗濯物をたたんだり、子供さんのお昼寝に使ったり、何かと便利です。

ここは普段は開け放たれていますが、引き込み戸で部屋として独立させる事もでき、ゲストの宿泊用にも使えます。LDKより床を高くして、収納を作ってあります。意外と場所を取る子供のおもちゃを片付けるのに結構良い場所のようです。

キッチンはオーダーメードです。背面の白い吊戸棚のガラスはワッフルガラスを使用するなど、お手持ちの家具のブランドのイメージを意識しつつ、さらに使い勝手良く、オリジナル性を出しました。奥様とかわいい子供たちの笑顔があふれる素敵なキッチンになりました。

ダイニング側は珪藻土塗りの棚を設けました。


キッチン部分の床はタイル貼りになっています。汚れに強いですしお手入れしやすく、インテリア的にもポイントになっています。ただし、こちらのお住まいは床暖房が入っていますので、快適ですがそうでない場合は、寒さ対策が必要です。



(左)玄関ドアを開けると正面のFIXガラス越しにライトコートの緑が目に入ります。コンパクトな玄関ホールですが、外に視線が伸びるのと、シンプルな仕上げで明るく広く感じます。

(右)玄関ホールからリビングに続く廊下を意識的に長めに取っています。そうする事でコンパクトな中にも趣を感じさせます。壁面いっぱいの収納は靴以外にも生活用品の収納に大変便利です。



家のあちこちにニッチを造りました。ダウンライトも入れてその場所の照明の役割も兼ねています。ご主人様が雑貨がお好きなので、その飾り場所として活躍しています。



(左)2階主寝室です。勾配天井の梁を見せてポイントにしています。天井際に間接照明を設けて、柔らかく天井を光が廻る事で広く、ゆったりと落ち着ける雰囲気にしています。

(右)廊下と子供室の境のドアの上にはガラスをはめ込みました。暗くなりがちな廊下に光をまわす目的と子供室の様子がさりげなく伝わる事を狙っています。

床暖房が入っていない2階の床は、雰囲気を変えるためと、コストに配慮して、1階と違う物を採用しました。無垢のパイン材にホワイトワックスを塗装してあります。

子供室は今は小さな姉妹が仲良く遊べるように広々使います。将来個室にするご要望が出ましたら、真ん中で仕切ります。9帖大の広さですが、収納とロフトベッドを造り付け、子供室として必要な面積は確保できるようになっています。

他の部屋と少し趣を変えた白と白木で優しい雰囲気にしました。窓のシェードが北欧モダンテイストで良く似合っていて、女の子の部屋らしい明るくなっています。

(左)南に面した窓には施主様のご希望で木製サッシを採用しました。道の向こうには川が流れ光がたっぷり入ってきます。ソファは「レ・ソファ」セレクト。窓のフラットカーテンは「mondeco」セレクト。とても気に入ってもらえているそうです。

(右)キッチン横の奥に見える引き戸の向こうには、階段があります。リビングに階段をご希望される事が多いですが、冷気、暖気が2階に上がってしまう事に気をつけなければいけません。冷暖房のコストを気にしたくない場合には、リビングと階段の間に建具を設けるプランをお奨めしています。引き込める戸ですから、気候の良い季節には開け放して1階と2階のつながりを感じる事も可能です。

右横の見える引き違戸の向こうはサンルームです

(右)キッチン横の南に面した日当たりバツグンのサンルームです。サッシの向こうにはそのまま同じタイル貼り床のテラスが続いていて、お天気に良い日にはお洗濯物を出して干せます。

サンルーム~キッチン~洗面~浴室が一直線にレイアウトしてありますので、使い勝手はとても良いと思います。の南に面したサンルームです。

(左)洗面室カウンター右手の窓はライトコートに面していて、外からの視線を気にせず外光を取り入れられます。季節によって違った様子のシンボルツリーが見えて、気持ちが良い場所になりました。コーリアンのカウンターにシャンプータイプの水栓と大型ボールを埋め込んで造り付けました。左手に吊戸収納。

こういった水廻りといわれる場所の配置や窓のとり方、デザイン、インテリにこだわるのは、心地よく暮らすためには、とても大切な事だと考えています。