週末、「今庄の家」の施主様であり「GENOME」オーナーのF様がお見えになりました。
ご用は、自宅横の蔵をDIYで改装予定だそうで、
その床の塗装の色のご相談です。
取り寄せておいたオスモの塗料のサンプル缶をお渡ししました。
その際に、撮影して帰られたうちの事務所の手作り枕木花壇を
「GENOME」さんのブログで話題にしていただいていたのですが、
造り方を簡単にしかお話しなかったので、
この場をお借りして、お伝えします!
ご自宅でもコンクリート地面の上に花壇を造りたい!
とお考えの方がいらっしゃたら、参考にしていただけたら。。。です。
以前の事務所前の風景です。
スタッフ全員、庭いじりが大好きなんですけど、悲しいかなテナントの事務所ですから、
鉢植えの植物が増える一方でした。
現在の風景。
ささやかですが、鉢植えとは違った「小さな自然」が出来て、楽しみが増えました。
さて、造り方。。。。です↓
(植物にご興味の無い方は読み飛ばして下さい)
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コンクリートの上に直接、枕木を組んで置いて、
カスガイでつなぎます。
2段積みで高さ約50cm。
枕木はとても硬く、切るのに、か~なり苦労しました。
枕木は新しく買ったのと、以前、私が自宅の庭造りで使って余っていた物とを
混ぜて使いましたので、少しサイズが違いますが、
まあ、ラフな感じでそれも良いかと・・・・。
底に
①コンクリート地面を保護するためのマットとして、古いカーペットを敷き込みます。
②「屋上緑化」のための資材をいろいろネットで調べて、「保水排水層」が必要だと
知ったので、小さな単位で売ってくれる物を探しました。
凹部分が保水に、凸部分の小さな穴が排水に機能するそうです。
カッターで容易に切れるので、内側に敷き詰めます。
これはコンクリート地面からの夏の熱も防いでくれるようです。
③土部分の最も下層となる部分に、「パーライト」という多孔質の小石を敷き詰めます。
孔が空気や水を通してバクテリアの繁殖を促すそうです。
(カーマで購入)
保水排水層に土が混入しないように、土を入れる前に、不織布を敷きます。
今回は2枚重ねました。ネットで購入しました。
原田所長のMYタッカー(ホッチキスのお化けみたいな物です)が活躍してくれました!
2段に積んだ枕木の隙間から土が流れ出ないように、立ち上がりにも張ります。
はい。
これで、準備完了。あとは良い土を入れれば、完成です。
土は、鯖江のご贔屓「小林農園」まで車を走らせ調達してきた
赤土2:小林農園特製「腐葉土」1を混ぜて作った
haws styleオリジナルブレンドです!(OOGESA)
最終的には少し足りなくて、「園芸の土」(カーマで購入)を3袋ほど、足しました。
参考にしたのは
「決定版 コンテナガーデンの楽しみ」 平凡社1997年発行 p122
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ずーと前から、「ここに花壇が欲しいね」
って話していたんですけど、
今回、事務所のプチリフォームの勢いで造ってしまいました。
作ってみたら、思っていた以上に、事務所の中からの眺めもずっと良くなりましたし、
鉢植えとは違う、植物の愉しみ方
(きれいなだけで無く、茂みというか、もっとあるがままの姿というか)
が出来そうです。
プチ「屋上緑化」もプチ体験できましたし。。。。
これから、どんな様子に変化していくのか
ワクワクしています。
お近くまでいらっしゃたら、ぜひお立ち寄り下さい。
(watanabe)