昨日、所属しています「福井県インテリアコーディネーター協会」の総会に参加してきました。
その際、ビジネステーブルという、設備や照明器具メーカーさんが
いろいろ趣向を凝らした情報発信のコーナーが設けられていました。
「ミラノサローネ2009」にも興味は尽きないのですが。
今回、すごく気になったのはコチラ。
某メーカーさんでの浴槽の人工大理石とFRPの材質による、
汚れの落ち具合を比べさせていただく体験コーナー。
(残念ながら、写真撮り忘れました)
やってみました。
「うーん。やっぱりチガウ」
というのが、率直な感想です。
haws styleで設計をご依頼いただくお客様のうち、
浴室にユニットバスを採用される方の割合は多いです。
「KH-HOUSE」さんや「今庄の家」さんの様な
腰から下半分がユニット化されていて、
それ以外の場所をオーダーメードで作る「ハーフユニット」を
含めても、オーダーで作るケースは20~30%くらい。
特に最近のユニットバスが「温かさ」の機能に力を入れ始めてから、
「あたたかいお風呂」=「ユニットバス」という事で人気が出てきたようです。
もちろん、「本物素材の家」などオーダーで作る際も、断熱材への配慮や場合によっては
床暖房や浴室専用の暖房機(ヒーター)を天井につけたり。。。。。しますが、
やはり、「寒いお風呂」になるのは避けたい。というお気持ちが強いようです。
「深沢直人デザイン」の物が発売されたり、
デザイン性もひと昔前とは格段に良くなってきていますし、
お客様のこだわりのポイントやコスト、メンテナンス性など多様な条件を鑑みて
住まわれるご家族によってケースバイケースでご相談させてもらって決定しています。
という、訳で、ユニットバスについても、いろいろ詳しくならねばいけないのですが、
(メーカーごとのしょちゅうモデルチェンジする細かい仕様の変更。という意味では無く、
基本的な機能性の違い、として。)
今回の人工大理石とFRPの素材による汚れ落ちの違いの体験は貴重でした。
もちろん、知識としては知っていたのですが、実際の体験って大きいですね。
コストと耐久性。どちらも大事ですが、きちんとした事実を知っていないと
選択を間違う可能性もあります。
現在、お打ち合わせ中のお客様にもぜひ一度体験していただこうと思っています。