本日、O邸地鎮祭が無事が執り行われました。
地鎮祭とは、
「工事着工にあたりその土地の守護神を祀って、
土地の安定と工事の祈願をお祈りする儀式」
なのは云うまでもありませんが、
何度参加させていただいても、いつも厳かな気持ちになります。
お客様のお陰で神様とお会いできます。
いえ、冗談では無く、式の一番最初には
「降神の儀」というのがありまして、参加者全員が軽く頭を下げた状態でいるところに
神主さんがお祓いをして下さると、神様が降りてくる。という前提で式は進みます。
上の写真は刈初の儀(かりぞめのぎ)と言いまして、
施主様が盛砂(もりすな)に差してある忌草(いみぐさ)
を鎌で刈る所作を行う儀式です。
この後の設計者が鍬(くわ)を持って土を掘る動作、
施工者が鋤(すき)を持って土をすくう動作と3つの動作がセットになっています。
実は私、一番最初にこの一連の儀式を見た時は、
「良い大人がおままごとしてるみたいで可愛い」なんて思ったものですが、
次第に、この様式美が好きになりました。
自然の中に神様がいて、共に過ごし見守っていて下さると感じている日本人の
素朴な祈願の気持ちが具体的に現れているようで、何故か心惹かれます。
(watanabe)
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