360度カメラTHETA
現場調査の段階で360度カメラTHETAを活用して、撮り逃しがないように現場の状況を記録しています。
現場に行く際の相棒です。
▼360度カメラTHETA
普通に写真を撮ると局所的になりがちで、この写真はどこの部屋の写真なのか、撮った人や現場に行った人にしかわからない状況になることも多いですが、360度カメラTHETAで撮影すると、現場に行っていない人でも現場の状況を360度画像で把握することができる点が便利です。
他の設計担当者がその画像を見ながら図面に落とし込むときの参考にしたり、施工者の方との話し合いでも活用します。
▼実際に現場調査で撮影した写真
赤外線サーモグラフィ計測
赤外線サーモグラフィ計測も行っています。
サーモグラフィーは、映したものの温度を色で表わさす装置です。
低い温度から高い温度になるにつれ、【黒~青~緑~黄~オレンジ~赤~ピンク~白】と色分けされています。
赤外線サーモグラフィは小さな温度差を面でとらえて画像にするので、外壁の剥離、断熱不良、漏水などの原因の調査に威力を発揮します。
▼実際の計測結果
この建物はRC造で壁・柱・梁はコンクリート直貼りで冷たくなっており、サーモグラフィの結果からも梁や柱部分が特に断熱効果が低いことが分かります。
サッシ部分はペアガラスだったので、想定していたよりも断熱性能は悪くなかったです!
「室内が寒い」という施主家族のお悩みも
・天井、床、壁に高性能断熱材を入れる
・高性能窓に変える
・北側窓を小さくする
・気密性を上げる 等々
で解決予定です。
夏は涼しく、冬は暖かい家づくりが出来るように知識を深める毎日です。