リフォームの設計依頼にこられた三国 「黒目の家」様のご要望は
「●デザイン●収納●明るさ●風通し●水廻りの使い勝手」
これは新築の設計のご要望でも、常にトップを争っています。
今回もコストとデザイン性を踏まえつつ、
できうる限り配慮いたしました。
一部をご紹介いたします。
まずは玄関を入ると。。。天井までの収納
階段の下のスペースを使いました。
隣にもまだ収納。
中はこんな風。靴だけでなく、息子さんやご主人のスポーツ用品などを。たっぷりと。
棚板は自由に位置を変えれます。
以前はこのスペースには小さないわゆる下駄箱が置かれただけの使い方でした。
洗面室は広いタイルのカウンターの下はあえてオープンで。。
奥様がワゴンや脱衣かごを置かれる予定。
窓下とタオル掛けの上の小さな木製の棚板も意外に重宝。
隣にオープンの棚。
コストを考えて扉はありませんが、同じサイズのカゴをたくさん並べていただける予定。
キッチン収納。
食器・食材など(隣にユーティリティを増設しましたし)
吊戸棚と右手の収納で充分だそうなので、コストも考えて、
今回はカウンターの下はオープンに。
ココにはワゴンやちょっとした収納家具が置かれるそうです。
「ラフな部分があった方が自分にはあってる」とおっしゃるK邸奥様のご意見をふまえて、
引き出しなどがついた造作家具は非常にコストがかかるので、設けていません。
キッチンはhaws_kitchenでのご提案。
メーカー既製品(TOTO:クラッソ)にミーレの60cm食器洗い機+お手頃なIH組み込みタイプです。
コストを考えつつ、機能性重視のシンプルプランです。
シンクの下にはゴミ箱等が置けるように奥行き35cm程度のオープンスペースもあります。
和室の床を上げた分の床下収納。
「想像よりたくさん入りそう!」と奥様。
2階寝室(和室)の元押入れを、クローゼットタイプに改造。
「わーっ、うれしい!」と喜んでもらいました。
今回K邸様はポイントを絞ってリフォームの効果を有効にするため、
2階部分はクロスの張替え程度にとどめました。
しかしクローゼットが無いためにご夫婦の衣類で一部屋が占領されていたのだけは、
なんとしても解消してさしあげたくて、一部は布団の奥行きの棚板を組み込んだ
クローゼットをご提案しました。
もちろん、施主様にも使っていないお布団の処分などをしていただけたからなのですが、
これからの生活はずいぶんスッキリすると思います。
「黒目の家」全体写真はコチラ
新築の時も、収納スペース確保は常に心がけています。
でも、リフォームで「前と同じ広さの家」
なのに、「収納スペースが、格段に増える」
のが、お客様にとっては大変な喜びと驚きのようで。。。
「感動!」していただけるので、
こちらとしてもプラン提案の面白さというか、
醍醐味がより強く感じる事が多くて、とてもやりがいを感じます。
あ、でもスペースがいっぱいできたからといって、
物を溜め込むのは、お勧めしません。。
今話題の「断捨離」。
物への執着についても、ちょっと考えてみるのも良いですよね。
(ワタナベ)
1/3・1/4【初春の設計相談会】
年末年始はご家族で集まってゆっくり話す時間もとりやすく、家づくりの話題で盛り上がる事もあると思います。 そこでハウズでは、疑問や不安などをちょっと相談してみたい!とお考えの方のために【初春の設計相談会】を開催いたします!