建前も無事終わり、着々と工事が進んでいるSA-HOUSEです。
今回は事務所にお越しいただき、サッシの最終確認や窓廻りのカーテン類(ウインドウトリートメントと呼びます)のご提案をさせていただきました。
お客様のご了解をいただいて掲載させていただいています
「ウインドウトリートメント」
なにかと後回しにされる事が多いですが、インテリアの大事な要素として建築計画と合わせて、イメージ、ご予算、メンテナンス性などをきちんと押さえながら、早い時期からご計画する事をお奨めしています。
もちろん、色・柄の最終決定はまだまだ迷っていただいて良いのですが(それを楽しんでいただきたいですし)スタイルの決定は早い段階でご提案、打ち合わせをしています。
「スタイル」とは大きく分類するとカーテンなのか、ロールスクリーンやブラインドなどの類なのか、です。
そういったスタイルとインテリアイメージによっては、天井に「カーテンボックス」と呼ばれるカーテンの吊元を隠すための窪みを、建築で造っておく必要があるか無いか、あるいは、装飾レールを使うのかどうか、カーテンでは無いなら、窓枠の内側に付けるのか、正面に付けるのか、窓枠が無い設計なら、下地が必要かどうか・・・?
うーん、考えなければいけない事がたーくさんあります!!
完成間際に初めていわゆるカーテン屋さんと打ち合わせる方法では、下地の関係で希望のスタイルが難しかったり、窓の位置や窓枠のイメージとミスマッチで台無し。なんて事になりかねません。それにオーダーカーテンはホームセンターの既製品とは価格が大きく違い、初期段階でご予算計画に入れておいていただかないと、後回しになるせいで、「これしか無理です」の残念な結果になってしまいます。
全て、建築とインテリアはどちらが主では無い、綿密な関係です。
それぞれの担当者がしっかりコミュニケーションを取り合いながら、お客様との目指すイメージの共有を一番に考え、さらに、施工する側にとっても、スムーズに現場が進むように、細やかな配慮が必要と考えます。
haws styleでは建築家とインテリアのプロが協同で取り組む事で、足し算でなく、掛け算になる結果が出るような、
そんな仕事を目指しています。
(by watanabe)