本日の福井新聞に福井県の耐震化が県の目標を下回る。
という記事が載っていました。
理由として木造住宅が多いから。というコメントがありました。
確かに、実際に実務に携わっていると、
多額の費用を負担して耐震補強工事をするよりも、
木造の場合は鉄骨造やRC造に比べると、解体費用、新築費用ともに小さいですから、
いっそのこと壊して、新しく建て直した方が費用対効果で考えた場合有利。
と、お考えの方が多いです。
耐震補強工事に対しての補助金もありますが、
耐震計画図面の作成費用もかかります。
経済性だけを考えると、その通りなので致し方ないのですが、
「もったいない」を考えた場合、
今までのスクラップ&ビルドをこのまま続けていて良いのか?
とも思います。
現在取り組んでいるH様邸は既存住宅に耐震補強工事を施して
お母様が住み続け、若いご夫婦の生活空間を増築します。
そうする事でお母様は老後も安心して暮らせ、
お仕事を持っている奥様も子育てなどをサポートしてもらえます。
こういうライフスタイルを選択したご家族様を
サポートする国の施策がもっと増えると良いな、と思います。
少子化対策にも遠からずなるのでは無いでしょうか?
(ワタナベ)
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