コンパクトな子ども室、増えてます
最近は「子ども室はあまり広くなくてもいいです」というご希望が増えてきました。
でも、広くないといっても、具体的にどれくらいの広さがあればいいのか?
例えば家全体をコンパクトにまとめた「クワトロハウス」の住まいでは、2階にある子ども室は7帖。
兄妹の2人で使うので、つまり1人分は3.5帖。
まだ年齢が小さいのでふたりで遊びに使いやすいように、しばらくは共有で使って、必要に応じて2つに分けます(ドアは2つあります)
広くはないからこそ、デスク、本棚、ベッド、扉付き収納は細かく打ち合わせて造りつけました。
広さが確保できない時は、ロフトベッドは便利です。
収納の上も秘密基地みたいで楽しいらしくて、長男くんには好評です。
時々はパパもお邪魔してるらしいです。
子ども室は「寝る」と「勉強」の場所。
あとは、思春期になった時のひとりになるためのスペースさえあればよい。
と考えるならこれくらいコンパクトでもいいかもしれません。
ちょっと広めの子ども室
「aoi_house」では、少し広めに、ひとり当たり8帖(収納部分含めて)という広さ。
これはお引渡し直後の子ども室。
兄妹なので、将来を見越して2つに分けるために間に壁を最初から設けました。
左手の2つのドアを開けると廊下です。
お引越しして、しばらくするとこんな感じです。
向こうの部屋とのつながりはゆるやかで、仲良く2人で共有して使えます。
広いので、ひとつは遊ぶスペース、もうひとつは学ぶ&寝るスペースという分け方も可能ですね。
でも、小さな間はリビングが子ども室
でも実際には、ほとんどの時間は子供たちはママの近くにいたがります。ママも安心ですしね。
だけど、リビングがおもちゃで散らかるのが困りますね。
リビングに木製のカウンターを設けて以前からお持ちのTVラックを下に入れる計画で、その左右はあえてフリーに空けておく作戦。、籠やラックでおもちゃ収納としてナイスポジション。
インテリア的にもスッキリ、そしてローコスト!
ママもちょちょっと片付けられて便利。
お片付けしやすいオープン収納は小さい子供でも使いやすくてお薦めです。
子ども室まとめ
子ども室の広さは、広いからいい、小さい方がいい。
どちらとも言えません。
家全体の広さやご両親の子育ての考え方次第で、ベストアンサーはそれぞれ。
小さくても広くても、使い方を工夫すれば大丈夫です。
子どもたちはやがて成長して家から独立する事を考えると、広すぎない方がいいとは思いますが、大事なのは親子で、ご夫婦で、よく話し合って決めることです。
住まいづくり愉しみましょう!