ハラダです。
富山県の「ウッドリンク」さんの工場&ショールームを見学してきました。
昨年ショールームが工場に併設となり、プレカットだけでなく、住宅の基幹部分を扱う企業としての本気を感じてきました。
なぜウッドリンクが集成材をお薦めしているかが判り易く、模型や実物で展示されていました。ウッドリンクさんが自社の仕事に誇りを持っていることが伝わってきます。
企業理念はES=CS(Employee Satisfaction=Customer Satisfaction 従業員満足=顧客満足)
だということで、工場もショールームもピカピカに磨き上げられていたのが、とても好印象でした。
住宅の省エネ性能や、耐震性能を考えたとき、われわれ設計者の立場から、なぜそれをお客様にお薦めしているのか、明確に答えられるということが重要です。
施主の要望やプラン、家族構成や生活習慣、考え方、それらによって求められる性能は必ずしも一つではありません。
また当然コストの問題もありますから、設計者の立場としては、引出しを多く用意して、コンシェルジェに徹する必要もあると思います。
「これでなくてはヤバイ!」などという半ば脅し文句のような広告を見かけますが、あれは施主をバカにしていないか、とも思います。
皆さん、賢い施主になってくださいね。
過去の関連記事