fu 11月号「蔵のある家」

今週、福井新聞と一緒に配布されます「fuふう 11月号」
のp52~53に。。。。
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以前設計させていただいた大野S様のお住まいが
取材記事で掲載されました!
(広告では無いので事務所の名前は出ていません)
築80年の蔵をリフォームしています。
「fuふう 11月号」
お手もとにありましたら、ぜひご覧下さい。
記事でもご紹介されていますが、
こちらのお住まいは、ご夫妻の
「古いものを活かして、なおかつ、自分たちらしく自由に暮らしたい」
という、思いを受け、私たちもおおいに共感して
楽しく設計させていただいた、思い出深い仕事のひとつです。
完成から5年経ち、木の色も良い色に落ち着いています。
おおらかで、創意工夫にあふれた奥様の演出で
オリジナリティいっぱいに素敵に住まわれていらっしゃって、
いつ訪れても、その住みこなしぶりに感嘆します。
先日HPでのご紹介用の写真撮影をこちらでも行いましたので、
一部ご紹介させていただきます。
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既存の蔵の戸。そのまま使用しています。
新しいものでは決して出せない迫力です。
その手前の白い厚い壁は既存の土壁を補修して漆喰を塗り直しました。
そしてそこから手前の部分は新しく増築した部分です。
古くて味のある既存部分にはかないませんが、
違和感無く、なるべくしっくりくるように配慮しました。
お祖母譲りの古い箪笥を上手にディスプレイされたり、
ニッチにモダンアートを飾ったり、お洒落な玄関ホールです。
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トイレの収納兼飾り棚のカウンターに使用したのは、
元の家の玄関の式台に使われていた欅材です。
とても良い物だったので、大工さんにお願いして、
丁寧にはずしてもらい、再利用しました。
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手すりはアイアンでデザインしたオリジナル。
(実は鉄筋棒を流用・加工しています笑)
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増築部分2階。
車庫の屋根部分をテラスにしています。
登り梁にして吹き抜け。
天窓もつけて明るく!!!
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キッチンは既製品ではサイズが合わないため、
オーダーキッチンにしました。
リフォームの場合は、設備に合わせて建物を設計するばかりでなく、
建物に合わせた設備を作っちゃえ!くらいの考え方も時には必要です。
でもシンク下にゴミ箱スペースを設けるなど、
使い勝手に抜かりはありません。
ここもオープンにラフにデザインしたんですが、
お客様が個性豊かにとてもお洒落に使いこなしていらっしゃいます。
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奥様と愛娘の「のんちゃん」ふたりでのおやつタイムは、決まってココだそうです。
実はこの折りたたみ式のミニテーブル。
設計時にはありませんでした。
のんちゃんが大きくなってきて、
ちょうどここにある2段の段差に腰掛けて、おやつを食べる様子から、
奥様が思いついたそうで、後から追加で付けてあります。
図面上で考えていても出来ない発想。
アイデア豊富な奥様に感心します。
そういう、出来上がった時点が100%でなく、
どんどん良くなっていく住まい、素敵です。
「のんちゃん」の後ろに見える戸が
元の蔵の二階部分への入り口です。
入って、振りかえるとこんな風。
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柱も梁も全て既存を利用しています。
床には床暖房。
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「ここで友達とお茶を飲んでると、
カフェみたいに寛げるのよ~」と、奥様。
蔵の既存の窓に新たにサッシを入れ、
室内側には木製のガラリ扉をつけました。
新しい物なのですが、デザインがレトロなのですごく雰囲気が出ています。
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蔵の窓の鉄格子は既存の物です。
錆びて下手に触ると。。。の状態だったのですが。
これを残すために、サッシの納まり等、
結構苦労しました。でも、出来上がってみると、
これがあるから良かったんだ。としみじみ思いました。
計画当初の古い家を見せていただいた時から、
「これが好きなんです。これが似合う家にしたいんです」
とおしゃられた、施主ご夫妻の先見の明に感服です。
日中でもほの暗い蔵の室内から
光あふれるテラスを眺めていると、
本当に豊かな気持ちになります。
既存の蔵は土壁で出来ているので、
窓が少なく、開口部を追加する事も難しく、暗い。
だから、その暗さを魅力に変えるために、
増築部分は明るくなるように意識しました。
暗いから補う。っていうんじゃなくて
むしろ、それを引き立たせるために、です。
暗い場所。明るい場所。
両方あって、両方良い。
居る場所によって気分が変わる。
そんな住まいをご提案して、喜んでいただいて、
そして、十二分に住みこなして下さっているご様子が
とてもうれしいです。
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「のんちゃん」のロフト基地。
お気に入りだそうで、私たちもとても幸せです。
S様ありがとうございます。
そしてこれからも、どうぞよろしく。。。

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