原田です。本日はU邸、KS邸の地盤調査を行いました。
今回は新しい調査方法として注目のSDS調査を行いました。
これは、従来のスウェーデンサウンディング調査(以下SW調査)にプラスして地質の性状を見る調査で、SW調査では調査員の勘と経験で推測していた土質について、科学的なデータで推測できるようにした調査方法です。
SWの調査に土質の正確なデータが加わることで、より精密で経済的な地盤改良の提案ができる、ということです。
今年の春からこの調査を依頼できる事業所として当事務所は登録いたしました。
写真の機械は、東大と共同で開発したらしい専用の機械で、これ一台で、SWとSDSが両方見れるタイプだそうです。
見てると動きとしてはほとんどよく似ていて、何が違うのか分かりにくいのですが、SDSの場合、25センチ沈んだら、1センチ引き上げる動きが加わっておりまして、その時のトルクを計測することで、土質が推測できるそう。
2枚目の写真は地面に突き刺す槍状の棒を引き抜く機械ですが、引き上げた棒に地中の粘土が引っ付いて上がってきています。
このように、表土と地中は全く別の様相を呈しており、上辺だけでは判らない調査は大事です。
今回のU邸は、10m近くかなり軟らかい地盤でした。
改めて近所の家を改めて見て回りましたが、おおきな基礎のひび割れや、傾いた家などは見当たらないのですが、調査結果はどのように出てくるか。
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